日本全国には、「休耕地」 と呼ばれる現在使われていない農地(田んぼや畑)が沢山あります。
休耕地ができた理由は様々ですが、主に農家さんの高齢化や人手不足がその原因です。
それにも関わらず、新規就農者の数が圧倒的に少ない。
これでは、日本全国の「休耕地」はなくなるどころか増えていく一方です。
他の地域に比べて若手農家が多く活躍している、ここ横芝光町でもその問題は例外ではありません。
平成21年のデータでは、何と横芝光町の総面積の約20%が現在全く使われていない休耕地です。
休耕地は放っておくと荒れ地やゴミ捨て場となり、町の景観を著しく損ないます。
ましては元々は作物を育てることのできる大切な農地、まさに田舎の資源。
1反の面積でとれるお米が500キロ(約8俵)だとして、今の日本人が食べる年間のお米消費量が1人1俵なので、1反では約8人分のお米が収穫できます。
さらに、横芝光町の休耕地全体の面積で考えると、何と約1万人が年間に食べるお米を収穫できるんです。
そんな田舎の資源を 「何とかしたい!」 と立ち上がったメンバーがいます。
それは都会の若者を中心メンバーとしたボランティアグループ、「チーム・休耕地ZERO」 です。
「チーム・休耕地ZERO」は町内の休耕地を地主から借り受け、1年で農地として復興させ、2年目に自分たちで農地を活用し、3年目には地主に返却するという活動をしています。
「休耕地を復興させる」 その開拓心あふれる活動は、まさに田舎の「プロジェクトX」さながら。
彼らの熱き挑戦は、特設のブログにて紹介しています。
また、復興した田んぼを活用した 「1区画田んぼオーナー制度」 なども実施しています。
「チーム・休耕地ZERO」は、いつでも活動メンバーを募集しています!
「休耕地をなくして、復興させた休耕地を活用したい!」と思う方は、ぜひ私たちまでご連絡ください。
2010年は、2009年から復興活動をしてきた休耕地を利用して、メンバーたちでコシヒカリを無農薬栽培します!
【 連絡先 】
「チーム・休耕地ZERO」事務局(特定非営利活動法人TINA内)
担当:吉岡隆幸(いなか日記事業部ディレクター)
TEL:0479-84-3335
MAIL:zero@inaka-nikki.net